インプラント手術は入院が必要ですか? |東京のインプラントならご相談ください。

●
●

インプラント手術は入院が必要ですか?

インプラントの治療には麻酔を伴う外科手術を行います。手術と聞くと大掛かりなものをイメージされるかもしれませんが、インプラント手術に入院は必要ありません。
手術は1回法、2回法とありますが、どちらの場合も日帰り手術です。
ここでは、インプラント手術にどのくらいの時間を要するのか、ご説明します。

医師からの回答

インプラント手術は麻酔を要する外科手術ですが、入院する必要はありません。手術には1回法と2回法があり、患者様の健康状態、お口の状態に合わせて医師が提案を行います。どちらの場合であっても手術時間は数十分であり、麻酔が効いている間は院内の安静室などで休む時間をプラスする程度の所要時間となります。そのため、実際には半日もかからない手術とお考え下さい。
術後の痛みや腫れは個人差がありますが、術後2〜3日は治療した箇所に負担を与えないように過ごされるようお勧めいたします。ご家族のご理解や協力があると心強いでしょう。

インプラント1回法手術と2回法手術

インプラント1回法手術:1本/10分〜20分程度
お口の中に部分麻酔を行います。歯茎を切開して顎の骨を露出させ、ドリル状の器具を使ってインプラント体を埋め込むための小さな穴を開けます。インプラント体の上部が少し見える状態にして埋め込むと完了です。
骨とインプラント体の治癒期間を待ち、完全に結合している状態で処置が再開されます。次の処置では手術は行わず、埋め込んだインプラント体にアバットメントと呼ばれる義歯の接続パーツを装着し、義歯を被せると終了です。
インプラント2回法手術:1本/1回目手術10分〜20分程度、2回目手術5分〜10分程度
歯茎を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入するまでは1回法と同じです。1回法との違いは埋め込むインプラント体の上部が完全に隠れるよう歯肉の中に完全に埋め込む点です。骨とインプラント体の治癒期間を待ち、完全に結合している状態で2回目の処置を行います。
ここでは、塞がったインプラント体の上部の歯肉を切開する手術を行います。インプラント体を露出させ、1回法と同様に上部にアバットメント装着し、義歯を被せると終了です。

インプラント埋入手術

骨の再生治療とインプラント埋入手術を同日に行う場合
インプラント治療に必要な骨量や厚みが不足している場合は、骨を増やすための手術が必要となります。
ソケットリフト(上顎の骨を増やす手術)5分〜10分
サイナスリフト(上顎の骨を大きく増やす手術)片側/10分〜20分
GBR(骨の厚みを増やす手術)1か所/10〜20分
インプラント手術前に骨を増やす手術を行う場合
サイナスリフト(上顎の骨を大きく増やす手術)片側/30分〜40分
GBR(骨の厚みを増やす手術)1か所/30〜40分
ベニアグラフト(体の他の部位から骨を移植する手術)70〜90分
インプラント手術と同時に抜歯を行う場合:5分〜10分
抜歯後、抜いた歯の周りの骨や歯茎に膿の袋や不良組織がないか点検があり、ある場合には掻き出す作業が行われます。インプラント体と骨との結合時に妨げとならないよう慎重に行われます。
※インプラントの本数が多い場合は本数分だけ手術時間を要しますが、入院となることはありません。

PageTop