インプラントは歯が抜けた数と同じ本数だけ必要なんですか?|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラントは歯が抜けた数と同じ本数だけ必要なんですか?

永久歯に生え変わると上の歯が14本、下の歯が14本、そして「親知らず」が生えている人はその分プラスとなり、歯の本数は個人差により28本〜32本となります。親知らずは、生える人もあれば生えない人もあり、抜く場合もあればそのままの場合もあります。親知らずに限っては、抜いたからと言ってそこに義歯を入れることはありません。
歯の状態と全身の健康状態には大きな関係があり、高齢になって歯が20本以上残っている人は認知症や要介護状態になりにくいという報告があります。年齢を重ねても元気でいられるためには歯を残すこと、お口の中を健康に保つことが必須であると言えるでしょう。それではご自身の歯を欠損した場合、歯の機能を再生する治療で失った歯の本数分だけインプラントを行うべきなのかについてご説明したいと思います。

医師からの回答

入れ歯治療は歯科治療の中でも非常に難易度が高く、入れ歯治療に長けた歯科医院を選ぶことが最も大切です。入れ歯は、保険診療と自由診療から選べるようになっており、審美性や機能性などが異なります。また、噛み合わせというのは日々変化しますので、入れ歯も適時調整が必要です。取り外しが面倒で噛みづらいと言うのが入れ歯の難点ですが、インプラントは入れ歯の悩みを解決できる治療です。しかし、どなたでも出来るわけではなく、顎の骨量が十分であるかや、患者様のお口の健康状態によるため、まずは診察を受けることが勧められます。2本不足している部分は2本のインプラント、1本不足している部分は1本のインプラントという認識で正しいです。

歯が複数抜けてる場合のインプラント手術

1本歯が欠損している場合
基本的には、歯を1本欠損すると1本インプラントを埋入するのが全体のバランス、そして噛み合わせ上、安定します。ご自身の歯と同じようにしっかりと噛むことができるのもインプラントの特徴です。
複数の歯が欠損している場
2本欠損している場合は2本のインプラント数ですが、欠損歯が奥歯の場合は3本となることもあります。連続3本欠損している場合、3本のインプラント数もしくは、2本のインプラントに3本の被せものを要する場合もあります。何故なら、長さや太さが十分であれば2本で対応が出来ますが、長さや太さが十分でない場合や、噛み合わせに不具合が生じる場合は3本が推奨されるからです。
連続5本以上欠損している場合は、欠損している本数プラス1〜2本のインプラント数が目安となり、上顎の場合は骨質が柔らかいことから、本数を多くして強度を保ちます。

歯が多くない場合のインプラント手術

残っている歯が0本の場合
多くの歯を失った方や、総入れ歯にされている方へ向けた治療に、4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入する「オールオン4」手術があります。
必要最小4本のインプラントにて、上または下の顎それぞれ12本の人工歯を支えることが可能で、費用が抑えられることや手術した当日に仮歯を装着できるメリットがあります。歯のない期間がないため審美的にも周囲を気にすることなく、そしてすぐにものが噛めることもこの治療の特徴です。また、6本埋入するケースもあり、その場合は「オールフォー6」と呼びます。

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