インプラントは高齢者でも受けられますか?|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラントは高齢者でも受けられますか?

長年入れ歯をされていた方が受けられることも多いインプラント治療ですが、実際に年齢の上限をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
インプラント治療が可能な年齢、高齢者の方でも受けられるのかについてご説明いたします。

医師からの回答

インプラント治療は全身の健康状態が良好で、インプラント治療が出来る骨量、骨質が十分ある方は治療が可能です。年齢による制限があるわけではありません。持病がなく、体力にも自信がある方でしたら受診できる可能性は高いと言えるでしょう。インプラントは外科手術を伴うものですから体力を消耗するだけなく、術後の回復にも大きく影響します。
部分麻酔とはいえ、ご想像以上にお疲れを感じるかもしれません。まずは歯科医とのカウンセリングを受け、治療計画の提案をもらってはいかがでしょうか。
治療後の定期健診への通院もご家族のフォローがあると患者様も心強いと思います。

インプラントは高齢者でも受けれます

インプラント治療が可能な年齢上限は?
インプラントの治療は、具体的に何歳までと年齢を定めたものはありません。年齢よりもインプラント治療が可能な健康状態であるかということが問われます。このため、持病や全身の疾患がなければ90歳の方でもインプラント治療が出来ますし、骨量が足りない30歳の方は骨造成を行わない限りはインプラント治療が出来ないと診断されます。
喫煙者は、年齢を問わず骨とインプラント体が結合しにくく、傷も治りにくくなるため、治療中の禁煙が求められるでしょう。

高齢者がインプラント治療を行うリスク

高齢者の方がインプラント治療を行うリスクとは
一般的に、全身疾患や麻酔によるアレルギー、呼吸器の疾患がなければ年齢を問わず、インプラント治療が受けられます。高齢者の方は持病を持たれている割合が若い世代よりも高くなるため、インプラント治療が可能であるか十分な検討が行われるでしょう。
病気の中で生活習慣病と言われる高血圧、糖尿病は特に注意が必要とされており、その理由は、外科手術におけるリスクからくるものです。外科手術では出血を伴いますが、糖尿病の方は出血しやすい傾向にあり、高血圧の患者さんは局所麻酔薬に制限があるのです。さらに、閉経後の女性に多い骨粗鬆症のある方は、治療における顎の骨とインプラント体の結合が十分に出来ない可能性があります。
こういった全身的な持病がある方は、治療を行う上で大きなリスクがあり、高齢者の方は免疫が弱く細菌感染を起こしやすいことから傷を治す能力が低下していることも懸念点とされています。
インプラント治療が行える条件とは
先に述べた持病をお持ちでないことや、お口の中の状態が良く、歯周病になっていないかも重要なポイントです。そして、体力面も万全でなくてはいけません。何故なら、インプラント手術後は少しの間、口から食事をするのが難しくなります。人は経口摂食できなくなると免疫力が低下するため、体力がなければ外科手術による切開面の回復に負担を与えます。また、治療後は定期健診に通う必要がありますので、ご自身で確実に通院が出来るか、ご家族の協力を得らえるかも大切な条件です。メンテナンスに通うことが不可能であればインプラント治療は難しくなると考えられます。

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