インプラントは安全でしょうか?|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラントは安全でしょうか?

体内に人工歯根(インプラント体)を埋め込む外科手術を要するインプラント治療。まだ歴史が浅いインプラント治療に対して不安に感じている方は少なくないと思います。
「歯のない箇所の歯肉を切ってインプラント体を埋入する」と聞いただけでドリルの音や痛みをイメージし身震いされるかもしれませんが、インプラント治療の技術は目覚ましい進歩により成功率は95%くらいと言われ、安全性は高まっています。
とはいえ、インプラント治療のリスクが取り挙げられることがあるのも事実です。例えば、外科手術において血管を傷つけ大量の出血を起こす事故や、大事な神経を傷つけて感覚麻痺を起こす、インプラント体埋入時に骨を抜き付けるなどの事例です。

医師からの回答

インプラントの治療を始めてから妊娠が分かった場合は、すぐにかかりつけの歯科医にご連絡ください。基本的に、妊娠中のインプラント治療は可能ですが、多くの歯科医はお勧めしません。ただ、歯がない場合には噛み合わせが悪くなり、歯列バランスが崩れるなどの支障が起きることがありますので、場合によっては入れ歯による応急措置が取られると思います。
妊娠中にインプラント治療を行った場合、胎児や妊婦に影響を及ぼす危険性があり、歯の治療と妊娠ケアは妊婦様の想像以上にストレスや疲労を与えます。
妊娠中は胎児とご自身の健康を重視され、出産後にインプラント治療を再開されることをお勧め致します。

インプラント手術のリスクと予防

このような事故を防ぎ安全な手術、下あご・上あごの神経や血管を傷つけない為の対処法として歯科用CT撮影による診断が取り入れられています。CTにより神経や血管の立体的な位置を正確に把握でき、安全な位置に埋入することが出来るのです。
他に挙げられる点では、インプラント手術後の破損や抜け落ちるなどのリスクです。これは患者様の体質や健康状態によるもの、手術後の管理も影響します。
骨粗しょう症の患者様は骨密度が低いためインプラントが固定しにくい傾向にあるほか、骨粗しょう症治療薬の影響でインプラント手術の傷口から細菌に感染しやすくなり、骨を腐らせる恐れもあります。また、糖尿病の方はインプラント手術後の傷完治に時間を要し、歯周病菌に感染しやすくなるなどインプラント手術によるリスクが高い傾向にあります。
こういったリスクの回避には、医師とのカウンセリング時に基礎疾患や服用されている薬について申告することで患者様に応じた検査や治療計画を行うことが出来ます。状況によっては、インプラント以外の治療方法を提案されることがあるかもしれません。

適切なインプラント治療を行うために

さらには、治療後のメンテナンスが欠かせないのもインプラントのポイントです。ご自宅でのメンテナンスに対する指導、歯科医による定期的な点検でインプラント周囲の炎症がないか、かみ合わせが適正に保たれているか確認を受けることで治療後のトラブルを防ぐことが出来ます。
以上のような事例から、インプラントにおいて安全性の高い治療の取り組みを行っている歯科医選びが重要となります。インプラント治療を行う歯科医師の経験年数や実績、保有資格を目安にされ、症例実数を公開している歯科医を選ぶのが良いと思います。

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