インプラントの種類について教えてください。|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラントの種類について教えてください。

インプラントには、形状や加工方法により複数の種類があり、約30種類と言われるインプラントが国内で使用されています。
この種類の多さは、構造、材料、表面処理、形状の違いによるもので、大きく分けて「ワンピースタイプ」「ツーピースタイプ」の2種類に分類されます。
ここからは、この2種類の違いについてご紹介します。

医師からの回答

インプラントの寿命と言われるものは、顎の骨と結合するインプラント体と呼ばれる部品が外れてしまった時と言われ、一般的には10年〜15年とされています。日々のお手入れを丁寧に行い、定期検診をしっかり受けられるとそれ以上に長く機能を保つことができますし、中には生涯使用された方もいます。逆にそれらを怠ると早い段階で使えなくなることもあります。
インプラントを長く使用できる秘訣は、先に述べたメンテナンス、定期健診を受けること、歯ぎしりや食いしばりなどを軽減しインプラントに負荷がかからぬよう対策を行うこと。そして、喫煙者の場合、外科手術後に歯周病の感染を起こしやすくインプラントの寿命が短くなりやすい傾向にあるため、禁煙が勧められます。口内の健康を保つよう心がけるのがポイントです。

インプラントの2つ種類

ワンピースタイプ
アバットメントとインプラント体が一体化している構造です。
外科手術で顎の骨に穴をあけた後に埋め込みますが、アバットメントを連結させるために歯茎を切開する必要がなく、顎の骨と結合した後は上部構造を固定して治療が完了します。手術の回数が一回で済むことが多く、患者様のご負担が軽減すると言えます。
強度にも優れたワンピースタイプですが、顎の骨が十分にあると医師に判断された患者様にのみ採用されるもので希望して埋入できるものではありません。また、一体化しているため、アバットメントにトラブルが発生した場合にはインプラントごと除去しなくてはいけない特徴があります。
ツーピースタイプ
一般的に使用されている傾向なのがツーピースタイプです。アバットメントとインプラント体をネジで連結し、最後に上部構造を固定します。
ワンピースタイプとは異なり、顎の骨が多少痩せている方にも適用でき、審美性を求める方、全身疾患を持たれている方にも適用可能です。このような点から、様々な歯の形態、健康状態に対応できる適用範囲の広いインプラントとしてメジャーに使用されるようになりました。
万が一、強い衝撃でアバットメントのネジが折れても、インプラント体と接合部分のダメージを避けることができる構造です。デメリットとしては、ワンピースタイプより部品が多いため費用が高めになること、原則2回手術が必要であること、2つの部品をネジで接続しますのでネジが緩むことがある点などが挙げられます。さらには、人工歯を被せるまでの治療工程が長いこともツーピースタイプの特徴です。
以上、インプラントの種類の違いについてご説明しました。

インプラントの種類は診断結果から決まります

どちらを採用するかは治療回数により決められ、患者様の顎の骨の厚みが十分にあると判断された場合において、ワンピースタイプは1回法、ツーピースタイプは2回法で使用される傾向です。
患者様の健康状態や診断の結果から歯科医師が判断しています。

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