インプラント治療は痛くないのでしょうか?|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラント治療は痛くないのでしょうか?

何らかの理由で失ってしまった歯の箇所にインプラント体を埋め込み、ご自身の歯のような機能や感覚が得られ、見た目の良さに優れているのがインプラント治療です。
インプラント治療について詳しくは知らない方も、手術により骨に穴を開け、義歯を埋め込むというだいだいのイメージをお持ちではないでしょうか。
局所麻酔を行いますが、意識があるため手術に対する緊張や恐怖を持たれる方もいますし、治療時の痛みがどれほどなのだろうと想像を広げられる方もいるでしょう。
ここでは、インプラント治療は痛くないのか、その痛みに関わる内容についてご説明致します。

医師からの回答

インプラントの外科手術の後は出来るだけ安静した生活を送ることが大切です。手術した患部の血行を促進させると疼きや痛みが生じる可能性があるため、入浴や熱い設定のシャワー、運動を控えて頂くようにご説明しています。また、お酒やたばこは炎症や痛みが増す原因となります。特にたばこは、インプラント治療自体が失敗となるリスクがあり、歯科学的な視点から見ても危険のある生活習慣です。インプラント治療ではインプラント体と骨をしっかり結合させる必要がありますが、たばこの煙に含まれるニコチンが血管を収縮させ、その結合を妨げるからです。さらにはインプラントが不安定になり外れるトラブルも考えられ、歯周病のリスクも高まります。このことから、インプラント治療の際には禁煙の決意を持つべきであると考えられます。

インプラント治療前の局所麻酔

インプラント手術前の局所麻酔
インプラントは外科手術を必要とする治療であるため、麻酔なしで行うことはなく、何らかの痛みを伴うのは避けられません。切開、縫合する治療ですのでその痛みを止めるために行うのが麻酔です。注射が苦手な方や先端恐怖症の方にとっては嫌なことかもしれませんが、一瞬で終わることがほとんどです。痛みに敏感でどうしても注射による麻酔を希望されない場合は事前に歯科医に相談され、別の方法で麻酔が出来ないか確認してみてください。
傷口の抜歯時
インプラント治療の外科手術後には傷口が縫合され、約1週間後に抜糸となります。治療後は鎮静剤などが処方されるため痛みを感じることは少ないですが、抜糸の際にやや痛みを感じることがあります。抜糸は時間のかかる作業ではなく、麻酔も使用されません。

インプラント治療後の痛み

痛みを感じるのは術後に多い
インプラント手術中は麻酔が効いているため痛みを感じることは比較的少なく、痛みを感じることが多いのはインプラント治療後です。
治療後、1〜2週間程度は痛みや腫れがあるケースも見られ、出血を伴う方もありますが、いずれも一時的なものです。
先にも述べましたように、手術後には鎮静剤も処方されますので耐えられない痛みが走ることは考え難いです。しかし、万が一痛みや腫れが引かず、出血が続く場合は速やかに歯科医に連絡され、適切な処置をしてもらうようにしてください。
痛みの緩和に効果的なこと
手術後の痛みを緩和する方法としていくつかのポイントがあります。
1つ目は、飲食についてです。手術後は麻酔が効いているため飲食は控え、完全に麻酔が切れるまでお待ち頂くことです。そして、強く噛む必要のない柔らかい物を口にするようにしてください。強く噛むことでインプラントが動き、出血する可能性があるからです。飲酒も2〜3日は控えることが勧められます。
2つ目はお風呂についてで、術後1〜2日は湯船に浸かることや、サウナ・温泉に行くことは避け、シャワーだけにして身体全体の血行をよくしないことが望まれます。
3つ目は運動についてです。お風呂の制限と同じで、血行の巡りをよくしすぎないためにも治療後2〜3日は運動量の多いスポーツを控えるのがよいと考えられます。制限することで痛みや腫れを防ぐことに繋がるため、インプラント治療の不安も軽減できるでしょう。

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